1月22日に95歳で亡くなられました。
近年は体調を崩されていたようで、ご高齢ということもあり、心配していたのです。
私はハンさんのおかげで、瞑想やマインドフルネスのことを、初めて自分なりに実感することができました。
本当に感謝しています。
この度のハンさんご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
潜在意識と仲良く暮らす
1月22日に95歳で亡くなられました。
近年は体調を崩されていたようで、ご高齢ということもあり、心配していたのです。
私はハンさんのおかげで、瞑想やマインドフルネスのことを、初めて自分なりに実感することができました。
本当に感謝しています。
この度のハンさんご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
「ナイトスタンド・ブディスト」という言葉があるようです。
https://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/8734.pdf
仏教徒ではないけれども、夜ナイトスタンドのもとで仏教書を読みながら、瞑想などを行なう人々。アメリカでは数百万人と推定されているそう。
アメリカの人たちは、本当に効果のあるものならば、オリジナルのものから自分流にアレンジして取り入れることに躊躇がないようです。
「今ここ」を生きることを説いた仏教のマインドフルネスもそうですね。
ジョン・カバットジン博士の「マインドフルネスストレス低減法」は、宗教色をなくしたからこそ広く取り入れられるようになったと言われています。
私は「ナイトスタンド・ブディスト」という言葉を聞いて、このストレス低減法と同じニュアンスを感じ、少し肩の荷が下りた気がしました。「数百万人」の中には、仏教以外の宗教の方だけでなく、私のように無宗教の方も多数含まれているでしょうから。
それまで、仏教を学ぶからには、ある程度はストイックに修行をしなければならないのだろう、と考えていました。
私は仏教の深層心理学とも言われている唯識に、とても興味があって学んでいるのですが、正式には瑜伽行(ゆがぎょう)唯識派というだけあって、ちゃんと瑜伽、つまりヨガのような修行を伴わなければ、学んではならないような後ろめたさがあったのですね。
なので、これを読んでいる方が、仏教が宗教ということで関わることに躊躇されているならば、「ナイトスタンド・ブディスト」になったつもりで、瞑想やお経の本に触れてみてもいいのではないでしょうか。
もちろん仏教へのリスペクトは大事ですが、二千年以上続く素晴らしい知恵を知ることで、心が元気になり、周りの人々にもよい影響を与えることになるならば、気軽に触れるのもいいことではないかと思うのです。